デジタルとアナログ
2020.12.15
こんばんは。いきなり社長の寺島です。
今日から少しでもサイトに人を呼び、仕事を増やそうとブログを更新してみる事にしました。
普段からSEO対策などと人にアドバイスをしていますが、自分というコンテンツを切り取り、どれだけ人が呼べるのか、試しに記事を更新してみようじゃないか!ということですね。
まあカッコつけても、大して書き記すこともないので、わたくし寺島、東京都在住/30代独身男性/いきなり社長の日常をお届けいたします。
ミュージックビデオ撮影
最近はめっきり寒くなってきました、、100キロ近いのに布団から出るのが嫌で仕方ない。
そんな寒い朝の布団を抜け出し、車両をピック、仲間のバンド「buzzy.」のミュージックビデオ撮影へ!(ここのところ映像制作のお仕事をいただく事が多い、有難や)
「buzzy.」はプログラムとギターをこなす金谷、ドラムのワカからなる、チル系レゲエヒップホップバンドだ。
彼らとのことは長くなりそうなので、またの機会に書きたいと思います。(スキルトレードしたくなるような、ナイスな奴らだってハナシ)
彼らが2020年8月にリリースしたEP「grew」に収録されているMadagascar -interlude-の撮影だ。
早朝(9時)から撮影チーム(tabby cat)をピックして、中野区は新井薬師にある、金谷の勤めるスタジオライフへ。
撮影チームとの事も長くなりそうなのでまた今度。。(スキルトレードしたくなるような、ナイスな奴らだってハナシ)
このスタジオは地上に音楽スタジオ、地下には劇場、隣にドミノピザと三拍子揃ったエンターテイメントビルディング。
そんな地下の薄暗い劇場でドラムを組み立て、重たいアンプを上から降ろし、いかれた(いかした)映像クルーのtabby catがカメラを握る。寺島が照明のボリュームをひねる。
良い作品を撮る為に、とても良い時間が流れていた。
一通り撮影が終わり夕方前、ここのところライフ終わりのルーティーン、近所の町中華のクソうまいパーコー麺と炒飯とかた焼きそばを食べて撤収!
撮影終了後のドライブ
タビーのみんなの明日の撮影準備のお手伝い。
渋谷の制作会社で明日必要な機材を降ろし、池尻で不要な機材を降ろし、空いたスペースに目黒で新たな機材をピックして渋谷の制作会社へまた届ける。というややハード目なドライブ、車内のみんなも疲れていた。
スキルトレードの上で成り立っているジョブは、私のようなスキル無し男はガッツで貢献するしかない。
全てのアーティスト達にリスペクト。
終点の渋谷に到着。
明日の現場はハードなようで、ヘトヘトなみなさんはこれから前日の準備があるようだ。ほんとにご苦労様です。
私はヤング彼女が手料理を振舞ってくれるという約束があったので急いで帰路へつきました。(立派な仕事だろ)
家に着いたと同時にタビーの一人から着信。
タビー「まずい事が起きた」
オイオイ、こっちはもう目の前でハンバーグが焼きあがってるぞ!!
寺島「どうした?忘れ物かー?もう今日は届けられないぞ」
タビー「それよりやばい事が起きた」
タビー「今日のデータ全部消えた」
えーー。。。そんな事あんのかよーw
翌日の仕事の準備の為、別の人間が今日撮影したデータを移す前にメモリーカードを綺麗にしてしまったらしい。
みなさんお疲れだったので無理もない。
なにより「気持ち」で動いてくれた人間を誰が責められようものか。
ただ、通信高校卒のいきなり社長の私のお客様にはなぜか奇跡的にどデカイ企業様がいらっしゃるので、そこの案件だったと思うとゾッとした。。
この間スタジオ代だけでも3ケタだったぞ。。。
デジタルとアナログ
データの話でふと思い出したけど、お手伝いをしている別のアーティストのライブで地方のクラブへ行った時、現場で音源をCDRで渡さなくてはならなくて衝撃を受けた。
データで送ります!と言ったらCDRでくださいと嫌な顔をされた。
おいもう令和だぞ!事前にデータで送って、現場の人が前もって確認した方が事故は減るだろ!なんでなんだよ。
と思ったのを思い出した。
後日、昔からクラブ業界にいたパイセン(マイメン)に話したら
「責任取れないからっしょ」
とドヤられた。
いやいや、CDRが傷ついたり読み込めなかったらどーすんだよ、なんにせよ事前にデータで送って事前に確認した方がいいだろ!とツッコンだら
「パソコン使えないやつ多いからねー」
流石にメールでデータ受け取るくらい出来るだろ!
議論の結果、事前に焼いたCDRを郵送が良いのでは?となった。。もう訳わかんねえわ
ライブ配信
そのアーティストのお手伝いで昨晩ライブ配信の会場に同行した。
狭いクラブ内、とんでもない量のモニター画面に映し出されたステージとスタッフの人数の多さに驚かされた。
冷静に考えてみたら東京大阪の二拠点同時生中継、大昔だったらきっととんでもない予算で地上放送されている規模の技術の話だろう、無理もない。
それが今や自分の身の回りにまでローカライズ、かつフォーカスされてきた。皮肉だが時代に感謝だ。
狭い会場では30名ほどのスタッフが所狭しとノンストップで生放送開始の時間へ準備を進めていた。
こっち側でラッキーだなーなんてリハーサルを眺めていたら
「オーイ!PA!大阪の音来てねえよ!!」
怒鳴り声が聞こえる、どうやら会場のスタッフやらにはとんでもなくデカイ態度をとるタイプのディレクターだった。プラットフォーム名は伏せておきます。(やっぱいけてねえな)
今だにここまでテレビマンテレビマンした人いるんだなーと思っていたら、自分のお手伝いしているアーティストのリハの時間が来たようだ。
そのテレビマンがキューを出す。
ステージには照明が当たり、会場はかなり暗い。フリが見えていないようだ。
「歌!ハイ!歌!歌って!ハイ!」
とやけくそに叫んでいるテレビマン、流石に演者にその態度はまずいだろw
ライブ終了後、あのディレクターヤバイよね、と笑った。
その横でインタビュースペースからステージに移動している次の出番の女性歌手に「喋りながら!」と大きな声を出していた。
昔ながらのテレビマンだなあ。
スキルトレードっしょ!と儲かっても無いのにいつも思ってしまう自分もアナログなのか。。
寺島
リスペクト